本日のお題は後輩です。
みなさんはゲーム内に後輩はいますか?
広い意味で考えると、ローモバの世界には毎日後輩が誕生していますよね。
プレイ歴が長いプレイヤーは本人にその気が無くても先輩扱いされる事があると思います。
私もプレイ歴が7年なので、古参プレイヤーの1人です。
とはいえ性格が甘えたなので先輩らしさはあまりありません。
困っている人がいたらお手伝いしたりはしますが、自分の知識を伝えるのは正直苦手です。
何故かというと、私を含め先輩の知識は当てにならないことも多いと思ってるのです。(笑)
例えば、戦術。
日々新しい要素が加わっていて、当たり前ですが7年前とは大違いです。
兵士の編成も、聞いたことが無いような割合で要求が来てびっくりする事もあります。
857や956…それをt5を6割、t4を4割でなんて言われた日には大パニックです。
咄嗟に分からないから周りを見て真似て派兵しようとしたら遅くなって満員になったり。
私の知識は442で止まってます。てへ。(笑)
研究。
t4解放のためにゴールドを採取しまくらなければならない…なんてことは今はありません。
呪詛研究に資源が大量に必要になるということを知らない方も大勢います。
だって叡智の輪があるんです。
これは本当に素敵なアップデートでしたね!
先輩として人に教えるのであれば自分の知識をアップデートし続けている必要があります。
古い知識のみを元に話すとデマを教え込むことになってしまいかねません。
ただ、知識は当てにならないことも多いけど、経験は結構当てに出来る時もあります。(笑)
みなさんは明確な根拠は無くても経験上何となく分かることってありませんか?
例えば新しい人が加入した時に、こういう人はうちのギルドには長居しないだろうなとか、逆にすごく仲良くなれそうみたいな事を感じたりとか。
私の先輩はよく予知のように色々なことを言い当てていました。
王国の情勢から近々発売されるパックの内容まで…
今になって思えばただの経験則なのですが、私には先輩方はもうまるでエスパーのように見えて、とても格好良かったです。(笑)
私も先日そんなエスパーのような能力を発揮しました。
自分が過去に先輩後輩っぽい付き合いをしてきた人数は数えていないのですが、ここ半年はある後輩の事が物凄く気にかかっていました。
その後輩は私にとって、お姉さんっぽくもあり、友だちでもありました。
1年以上前の話になりますが討伐会に一緒に出掛けた時に、彼女はすぐに周りに溶け込んでチャットで楽しそうにお話していました。
その様子を見て、きっとどこにいても愛される人なんじゃないかなと感じたのを覚えています。
そんな彼女が行方をくらませたのは、秋頃でしょうか。
彼女は元々OWA育ちだったのですが昨年OWAの解体とともに別ギルドに移籍しました。
そしてOWAの再始動を知って、今年の夏の後半に遊びに訪れてくれました。
その際に彼女はある悩み事というか心配事を相談してくれたのですが、私は話を聞いて共感するだけしか出来ませんでした。
彼女は次の共闘が終わったらまた会いに来ると約束して帰っていき、けれど夏が終わってもOWAには来ませんでした。
忙しいのかな、元気ないのかな。忘れているだけかな。
心配してたまにプレイヤー情報を眺めるも、意外と小心者な私は自分からメールはしませんでした。
そして気が付いたら彼女はそのギルドを抜けてプレイヤー名を変えていて、連絡を取れなくなってしまいました。
そこで彼女と同じギルドの子に聞いてみても、教えてもらえず…
私は酷く後悔しました。
9日前、OWAの6周年の日…1つの申請がありました。
掲示板への書き込みやメールはありません。
加入申請のシステムが変わってから、無言申請や誤申請はかなり増えました。
体感では日に1回くらいはある気がします。
共闘とかトーナメント、ギルド遠征などでどこかのギルドを眺めていたら、誤って申請を押してしまったりすることもありますよね。
誤申請を自分で取り消す方法はあるのかなあ…
その申請があったのは夜で、相方もインしている時間帯でした。
「申請、誰だろ…日本人かな?」
「はて」
見たことのない日本ギルドに所属した、知らない名前のプレイヤー。
申請者さんには加入希望か誤申請かを尋ねるメールを送りました。
すると割とすぐに返事があり、蹴ってくださいとのこと。
私も了承の旨を返事をして却下しました。
誤申請はよくあることだけれど、その日は何故か気にかかり…
メールの最後に、どこかでお会いしましたか?とつけ加えましたが返事はありませんでした。
「申請蹴っておいてってメール来たから蹴っておいたんだけど…やっぱ気になる。(笑)」
「誰だ…」
「Cさんだったらいいな」
「有り得るね」
彼女と最後に会ったのは半年前、名前もパワーも違うし、メールの文章も雰囲気がまるで違う。
けれど何故か面影を感じました。
その日が私たちにとって特別な日だったからかも知れません。
そんな話をしている時、その方からおめでとうと掲示板に書き込みがありました。
ありがとうと掲示板に返事しながらも、確証が無くもじもじしてしまう私…
だって、たまたま誤申請して、たまたま公開情報を見て設立日だと知ってお祝いコメントしてくれたただの良い人の可能性もゼロではないじゃないですか。
「Cさん以外でOWAの誕生日覚えてる方ってあんまりいなさそうだし」
という相方の一言で意を決して、私はその方にもう一度メールをしました。
実は私は普段自分からメールってあんまりしないのです。(笑)
疎遠になった人にメールをするのはかなり勇気がいるし、ましてや誤申請の人に追メールなんて、もうどきどきがすごくて。
これで違ったらめちゃくちゃ恥ずかしすぎます。
「連投ごめんなさい。○○さんのステータスが、いなくなった私の大事な友だちに似てたんです。
今日がギルドの誕生日で、それをたまたま?○○さんにお祝い頂けて、もしかしたらと思って…」
程なく返事が返ってきました。
果たして結果は、予想通り行方不明の後輩…ではなく、旦那様でした。
後輩は今はもう引退していて旦那様がアカウントを引き継いだこと、掲示板に書き込んでくれたのは後輩本人であることを教えて頂きました。
彼女が辞めるに至った原因も、想像通りでした。
引退はさみしいし、あの時積極的に自分からメールして話を聞いていれば彼女がこの世界から行方をくらますような別れ方をすることは無かったかも知れないと思うと正直悔しいです。
今日は今更だけど、また彼女と会えたらいいななんて思って記事にしてみました。
ブログを応援してると言ってくれていたので、ひょっとしたら目に届くかも知れないなんて淡い期待を込めてます。(笑)
皆さんには後輩はいますか?
その後輩、必ずしも自分より長くこの世界にいてくれるとは限りません。
後輩に限らず、今日この記事を読んで思い出した相手がいたら、是非勇気を出してメールしてみてくださいね!
私も勇気を出して、今から数人メールします。(笑)