【ローモバ100のお題No.17】公告

100のお題

「ローモバといえば?」という質問に「公告」と答えたのは1名でした。私です。(笑)

ワンダーは王国の真ん中にある要塞ですね。そのワンダーを占領して国王になると公告という特別なメッセージを書けます。
私が初めて公告を意識したのはMPHというギルドにいた時です。

「ワンダーは怖いところだよ。近付いてはだめ、偵察もだめ、採取もだめだよ」

当時の私は興味深々だったのですが、ギルマスはメンバーの身を案じ、ギルドルールでワンダー区域への接触を禁止してしまいました。

ワンダーには近付く事が出来ませんでしたが、もちろん眺める事は出来ます。
私はワンダー戦争の度に眺めては、あの区域は強そうなお城が並んでいて別世界だなと思っていました。

ある日、真新しい公告が目に留まりました。

「うわー…ラブ公告ですね」

その公告には、王から王妃への愛の言葉が書かれていました。
王国の強い人達がワールドチャットで冷やかしたり羨んだりと様々な反応をします。

王と王妃も混ざり、雲の上の人達がわいわいと賑やかに過ごしている様子に、胸が高鳴りました。

王様はこういう事が出来るんだ、王妃様ってこんなに幸せなんだ…

「ころちゃんこういうの好きそうだよね」

ギルマスは私の性格をよく知っていました。(笑)

「はい。ギルマスさん、私がギルマスさんを国王にしますね。その代わり王妃は私にしてください。あと、そうなったら私にラブ公告を書いてくださいっ!」

私はラブ公告目当てにそのような事を口走りました。
戯言のような約束に、ギルマスがその時何と答えたのかはもう思い出せません。

ただ一緒に過ごす間にギルマスが「いつかころちゃんが俺を国王にしてくれるから」と何回か冗談混じりに言ってくれていた事だけが記憶に残っています。

月日は流れ続け、ギルマスは引退し、2人の約束は叶うことはありませんでした。

それから数年後、相方が国王になりました。
彼は公告に

「ころちゃんついにやったね」

と書きました。私は予想外の事に驚き泣くほど喜びましたが、後から彼の性格を考えて違和感を覚え、自分の記憶を話しました。

「私ね、MPHのギルマスを国王にするって約束したんだ。それでさ、国王になったらラブ広告書いてってお願いしたんだ。」

相方は、覚えてたよと言いました。
ラブ広告ではなかったけれど、彼はギルマスと私の約束を代わりに果たしてくれたのでした。

その後も相方は4回、私は5回国王になりました。
その度に2人は相手へのメッセージを公告に書きました。

喧嘩中に就任をしたこともありました。
ふざけて書いたこともありました。
どれもかけがえのない宝物になりました。

喧嘩中の公告…懐かしいです(笑)

皆さんは今まで見た公告で、どんな公告が好きでしたか?
公告を書いたり、自分宛の公告を貰った事はありますか?

皆さんが楽しい公告を見たり書いたり出来ますように。
今日も世界のどこかでラブ公告が書かれていますように!(笑)

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